ダイビングショップmic21梅田店の昭和の忘れ形見

KUWA-BARAです。

フィン選びは用途とレベルと素材と構造

人気のGULLスーパーミューとミューそして他社クレッシーのリアクションプロを比較してみます。

まず足を入れるフットポケットですが

ミューのポケットは素足で合わせる構造となってます。

かかと部分のシェイプが裸足の時のかかとの形となっています。

履きやすくするため薄い作りになっているので柔らかいです。

やや長細い足の形状になっているのか足幅のあるかただと

足の両側にすこし隙間が生まれます。

スーパーミューのポケットは運動靴の様な立体的な構造で

３Dポケットと呼ばれてます。（ちなみにドラえもんは４Dポケットです。）

足へのホールド感を向上させるため厚みがのあるポケットです。

ミューブーツを使用して合わせる前提ですね。

ミューと比べても足首付近までポケットが来るので

蹴り込んだ際、足の力がしっかりとブレードに伝わる構造です。

リアクションプロのポケットもミュー同様素足で合わせる前提です。

フィンずれが心配な方はソックスを合わせましょう。

ミューブーツを合わせても差し支えないです。

ミュー、スーパーミューに比べるとやや浅めな作りですが

フィンそもそもの作りのためです。

サイドウォールを比べてみます。

ミューを基本として奥にみえるスーパーミューは切り立ってます。

スーパーミューはサイドウォールが高く設計されているので

捕まえる水の容積がより大きいのです。（防波堤だと思ってください。）

一蹴りでの水を逃がさず捕まえる構造です。

ミューに対してスーパーミューは3種類の硬度の違うラバーを

ポケット、ブレード、サイドウォールに使用しております。

フィンの先端も逆Vの字にすることで蹴り込んだ際に起こる乱流をおさえる作りです。

リアクションプロのブレードはブラとラバーを使用しております。

柔らかさと瞬発力の両立が出来ています。

ブレードも大きく見えます。

これはフィンの作りの違いによるものです。

GULLのフィンはポケットの下からブレードが伸びているのに対して

リアクションプロのブレードは

ポケットの上部から伸びているのがお分かりになりますでしょうか？

この特徴的な作りによりフィンに重要な遊泳力を得るための

ブレードの有効面積を大きく出来ています。

さらに足を延ばし大きく水を蹴り込んだ際に

足にかかる負担を大きく軽減することも出来ています。

（これに関しては実際にお店で体感できます。）

次にフィンの重量を各種、片足で同じサイズで比べてみました。

一番重いのはスーパーミューで1Kg

やはり肉厚なラバーフィンなだけありますね。

ミューで0.88Kg

ラバーですからね。

軽量なのはリアクションプロで0.74Kg

ブレードのおおよそがプラスティックですので持ち運びを軽くしたいリゾートダイバーには良い重量ですね。

纏めると　気持ちのいい泳ぎ心地でシュノーケリングもスキューバーも楽しみたい方はスーパーミュー

価格を抑えてお手頃に遊びたい方はミュー

足への負担を抑えてしか泳ぎたいリゾートダイバーには

クレッシーリアクションプロ

でしょいうかね？？

余談ですが

GULLフィンのエンブレム

カモメ（gull）が滑空するマークがブレードセンターに

描かれ配置されています。

ミューは一種類の硬度のラバーで作られているので

カモメが1羽。

スーパーミューのカモメは3羽です。

これは　元々ラバーメーカーであるGULL（キヌガワ）の

こだわりの素材をポケット、ブレード、サイドウォールと

3種類しようしているからです。

自分の用途やレベルにあったフィンを

見つけましょう。

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