明日役に立つかも知れない、カメラ・ビデオ用記録メディア(メモリーカード)の話!長いから覚悟しろ!!@ダイビングスクールmic21新宿店
posted at 2020-04-23
FF7Remakeが遂に残すところ最終章という所まで来てしまい
“あつ森”の誘惑が再燃中の
島暮らしのたすくってぃ~です。
先日ラジオで俳優の松坂桃李さんがFFIVXプレイヤー公言(アカ名公開)してて
ネットがざわついてましたね...
もうエオルゼアは”ウォーリーを探せ!”ならぬ
”松坂桃李を探せ!”状態ですね。
本日は、知っておくと為になる…かも知れない
意外と重要なカメラ用の記録メディア(メモリーカード)を掘り下げます!
※全てたすくってぃ~のカバンに入っている自前のカード達です。
皆様ご存知の通り、カメラやビデオを買っても記録メディアが無いと何も残らない事は当たり前ですが
どんなメモリーカードを用意したら良いか分からない!
って事にならない様に選ぶポイントを纏めてみました。
選ぶポイントその1
~そのカード、動作確認済みですかぁぁ!?~
実は各カメラ・ビデオメーカーは動作確認済みのメモリーカードを公表しています。
製品ホームページに一覧が載っているので、そこで確認したものが間違い無い物と思って頂ければ良いでしょう。
この動作確認一覧に載っていないと言って、絶対に不具合が起こるかと言えばそうではありません。
んが、カードの認識をしない等の不具合の可能性はゼロでは無いので、動作確認済みのモデルから選ぶのが賢明です。
因みにメモリーカード業界も日進月歩なので、動作確認表のメモリーカードがすでに旧モデルの場合も良くありますが、
直属の後継機種であれば問題は無いと思います。
よくあるメモリーカードの不具合で、”カードを認識できません”や”カードを入れ直して下さい”なんてエラーメッセージがモニターに表示されたりして、動作しなくなったりします。
大概は、カードの抜き差しで復旧しますが、水中でこれを目にしたときは絶望しかありませんので…
カード選びは慎重に!(←消費者金融のCMみたいだ)
選ぶポイントその2
~そのカード、容量足りてますか?多すぎませんか?~
”容量足りてますか?”これは主に、ビデオ派の方向けのメッセージです…
最近のカメラもビデオも”4K”の高精細な動画が撮影できる機種が殆ど。
せっかくだから、カメラやビデオの一番良い画質設定で記録しておきたい!ってなると
なかなか大きい容量のメモリーカードが必要かも知れません。
ここで、我らがオリンパスのE-M1markⅡを例に見てみましょう。
オリンパスミラーレスのフラッグシップのカメラ!もちろん4K動画も撮影可能!
入れたメモリーカードの容量は32GBで、そこそこ大きいものを入れました。
画質設定画面で記録可能時間を見てみると、39分しか記録出来ないのが分かります。(右側の0:39:19が記録可能目安の表示です。)
ダイビングで考えれば、ムービー撮りっぱなしはあまりしないとしても、沢山撮影したら2~3本でFULLになりそうな記録可能時間です。
何日間か連続でダイビングする様な旅行の際は、さらに余裕をもった容量のチョイスが良さそうです。
もし”4K 30P”で常に撮影する。と考えると例えば3日間で6本ダイビングするとなると、160GBくらいは容量を確保した方が良さそうです。
因みにみんな大好きGoProシリーズも、HERO7 BLACK以降は”4K 60P”と言うさらに高フレームレートのムービーが撮影出来るのでもっと余裕があっても良いです。
”容量多すぎませんか?”
大は小を兼ねますが、あまりに1枚のカードでいっぱい撮影すると管理が大変だったりします。
一瞬を切り取る美学を求めてるスチル(写真)派の人の場合は、そんなに大きい容量は不要かも知れません。
さっきの32GBのカードで写真撮影のモードにしてみると
画質が一般的なJPEGの一番大きいサイズで画質も良いFINEの時で3039枚も撮れます。
そこそこの期間のダイビング旅行や、連写を使う場面が多いイルカやアシカの撮影込みでも、ちょっと多いかも。
続いて、静止画撮影で恐らくは最も容量をたくさん使うであろうRAW+JPEG同時記録モードの場合。
自分でレタッチしたり好みの色調で現像したりしたい方は、良く選択するモードです。
撮影可能枚数が940枚で、ちょっと心許ない感じになって来ました。
もう一つ上の64GBや32GBの2枚態勢くらいの方が安心ですね。
大きい容量のカード1枚で済ますパターンと、バックアップも兼ねて数枚のカードを用意するパターンもあります。
カードが2枚以上セット可能なデュアルスロットモデルのカメラであれば、複数枚のカードの方がトラブル回避にも繋がっておススメです。
選ぶポイントその3
~そんなスピードで大丈夫か?~
意外と忘れられがちな”速度”についてです。
メモリーカードの”速度”は撮影したデータをカードへ記録する際の”書き込み速度”と
記録されたデータをPC等へ送る際の”転送速度”の2種類が御座います。
速度がイマイチなカードを使うと、大容量のデータを一度にたくさん処理しなければならない動画撮影時やカメラの高速連写撮影時に
コマ落ち(画像連続して記録されず、カクカクした映像になる)や、カメラのスペック通りの連写スピードが出せない等のイライラに繋がる事も。
ムービーの場合は、最悪録画が停止することもあるので、データが渋滞しない様に書き込み速度の速いカードを選ぶ事が重要になります!
ってなわけで、最も一般的なSDカードの速度表記についてです。
こちらはたすくってぃ~自前のカードです。(ちょっとブレているのはツッコまないでください。)
SDカードとmicroSDカードでサイズが違う所は置いといて、
同じ32GBの容量ですが、表記されているアイコンや記号に違いがあります。
まず書き込み速度を表す”スピードクラス”ですが⑩と表記されています。
初期のSDカードにも必ず付いてたマークですが、⑩が最も高性能で、この場合は”クラス、テン”と呼びます。
”クラス、テン”のカードの場合はフルHD画質までの動画の撮影に対応します。
しかしより高速な処理を求められる現代、さらなる高規格が誕生しました。
それが、大きい方のSDカードに表記されたUの中に3が入ったアイコンで表記された、”UHSスピードクラス”と言う企画です。
Uの中に数字の1か3のどちらかが入ります。3の方がより高速処理が可能で、
4Kの動画撮影を検討しているのであれば”UHSスピードクラス3”が最低必要スペックと考えて欲しいと思います。
そしてさらに、4Kの60Pや8K等のよりたくさんのデータのやりとりの必要性に応じて誕生した
”ビデオスピードクラス”と言う企画への対応がSDカードの方に表記された”V30”と言うマークです。
こちらもVに続く数字が大きくなるほど高性能で”V90”までが企画として制定されています。(V30以上のカードは未だありません。多分…)
と言うわけで、どんなカメラ・ビデオにどんなカードが必要か大体分かって来たと思うのでおさらいすると、
ムービーも撮らないし、連写もそんなにしない!って場合は”スピードクラステン”⑩と表記されていればOK!
ムービーはたまに撮るけど、FULL HDまでのサイズだなって場合は”UHSスピードクラス1”と表記されていれば良いでしょう!
せっかくだから4Kのムービーも撮りたいし、必要ならハイスペックなカメラでたくさん連写したいわって場合は”UHSスピードクラス3”若しくは”ビデオスピードクラス30”と表記されていれば間違いなし!
他にもまだまだ、UHS-Ⅰ企画とUHS-Ⅱ企画の違いや、次世代メモリーカードのXQDやCFast、CFexpressの話とかいろいろあるんだけど、
今日はこの辺りで。。。
(今考えたら、何でUltraの32GBなんて買ったんだ??)
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この記事を書いたのは
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副店長
藤田 祐 ふじた たすく
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島暮らしのタスクッティ~とは私の事!
自称、美白インストラクター!で“光の潜水士”(通称ヒカセン)